首里城 (しゅりじょう)

 15世紀から廃藩置県まで、約500年にわたり、琉球王国を統治した王城。築かれたのは、尚巴志王代とも、また三山時代末期の察度王代ともいうが、史料的に明確なのは、尚巴志王代からである。第1尚王統(7代64年)を経て、第2尚王統の第三代・尚真王代に外郭を巡らす拡張整備が行われたとされる。面積は約4万6000平方メートル、東西約400メートル、南北約270メートル。歓会門を正門に外郭に4門、内郭に8門があった。500年の間に3回炎上。2回目の炎上(1660年)による再建(1672年)で、板葺きから瓦葺きになったと記録にはあるが、城跡からは、14、5世紀ごろのものと思われる高麗瓦や大和古瓦が出土して、板葺きの前には瓦葺きだったとも見られる。沖縄戦で破壊され、1992年に国費で正殿をはじめとする主要部分が復元された。


『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)



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