首里花織 (しゅりはなおり)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 平織花綜絖により織り出される紋織。500年前ごろ、那覇、泊港を通じ紬や木綿の本土系、絣や花織の南方系など多くの技法を吸収し開花。片面は経糸が浮き、片面は緯糸が浮き出る。好みの面が利用でき、合理的な織物。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)