1564~1620(嘉靖43~泰昌元〈万暦48〉・9.19) 第2尚氏王統7代の王。尚懿(尚真―長子尚維衡―尚弘業―尚懿)の子。母は尚永の妹。当初浦添王子を称していたが、尚永王に嗣子なきため、1589年即位。万暦帝は初め冊封正使洪瞻租・副使王士禎を命じたが、正使洪瞻租が病卒したため、夏子陽に代る。在位中島津の侵略があり、以後琉球は薩摩藩の附庸国となる。在位32年、遺言により極楽陵(浦添ようどれ)に葬られたとされる。
尚寧 (しょうねい)
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琉球新報社