尚巴志 (しょうはっし)


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 1372~1439(洪武5~正統4.4.20) 第1尚氏王統2代の王、尚思紹の世子(伊平屋出身とされる)。生まれながらに身体極小にして、五尺に満たず、俗に佐敷小按司と呼ばれた。1392年父の後を継ぎ佐敷按司となる。山南・中山・山北を滅ぼし琉球統一をなしとげ、第1尚氏王統の基礎を築く。1422年即位。冊封使内官柴山。国内及び首里城の整備等琉球王国の基本をなしたといわれる。在位18年。天山陵に葬られた。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)