台風 (たいふう)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 北西太平洋域の高温海水域で、最大風速が17メートル/秒以上の反時計回りの強風と強雨をもたらす熱帯低気圧のこと。沖縄地方への襲来は7.8.9.10月に多いが、赤道を除く10~15度以南の低緯度海域では年間を通して発生する。年間平均の発生数は28個。沖縄近海(県内の各気象官署から300キロ以内)に接近するのは年間平均7~8個。県内のいずれかの島が台風の直撃(50キロ以内に接近)を受けるのは年に2~3回である。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)