宝口樋川 (たからぐちひーじゃー)


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 那覇市首里儀保町の環状2号線近くの崖下にある湧き水。1807年、首里当蔵村の宮城筑登之親雲上が中心となって、石樋(とい)を作り、通路を開いて、生活用水場として整備した。かつて宝口には窯もあり、瓦、陶器を焼いていた。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)