鉄器 (てっき)


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 日本では弥生文化の一環として鉄器の鍛造加工技術が朝鮮半島から伝わるが、鉄の製錬は古墳時代になってからである。沖縄では鉄斧が宇堅貝塚の弥生並行期の層から出土し、グスク時代に鉄器の使用が普及すると同時に鉄器加工技術も広がった。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)