「手水の縁」 (てみずのえん)


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 組踊。平敷屋朝敏(1700~1734)作の恋愛物。冠船芸能としては演じられなかったが、当時の若者の人気は高かったという。「手水」の民俗を組踊にし、若き男女の山戸と玉津が初志を貫いて結ばれる愛の賛歌劇。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)