トゥシビー


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 生年祝い。自分の生まれた年の干支と同じ年を生まれ年と呼び、その年の旧正月後最初の干支の日に無病息災を願い、お祝いをする。沖縄本島ではトゥシビー、宮古ではトゥスビ、八重山ではショーニンヨイといい、数え歳の13歳に始まり、97歳までの12年ごとに行う。数え97歳の生年祝い(カジマヤー)だけは旧暦9月7日に行われ、とりわけ盛大な祝宴が催される。88歳の米寿の祝い(トーカチ)もトゥシビーと呼ばれることが多い。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)