桐板 (とぅんびゃん)


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 ラン科植物の繊維で織られた、蜻蛉の羽のごとく美しい、幻の織物。那覇を中心に1931年ごろまで織られ、その後途絶えた。インドから島伝いに伝えられた絣技法とともに、麻糸やリュウゼツランなどの植物繊維も渡来した。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)