漁垣 (ながき)


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 干潟に石を積み、満ち潮で入った魚を閉じこめて捕る原始漁法の一つ。潮の干満を利用するため、小潮時と大潮時用で構築位置を変えた。奄美では、河口の両岸に網を渡してしゃ断、魚を封じこめる方法もとられたが、魚垣の応用型とみられる。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)