名護城 (なんぐしく)


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 名護間切の統治者になった今帰仁城主の弟、初代名護按司の居城。石垣を巡らした防御の形跡はない。城内にはノロ殿内、根神屋、神アサギなどがあり、大切な信仰の場所。名護人(なぐんちゅ)の発祥の地でもある。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)