人頭税 (にんとうぜい)


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 貧富によらず、人(頭)を単位として賦課・徴集される税制をいい、世界各地に存在した。琉球においては古琉球から琉球一円存在したともいわれるが、近世先島の租税制度を呼ぶことが多い。1903年まで存在した。近世用語では〈頭懸〉。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)