干瀬節 (ひしぶし)


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 古典音楽の楽曲の一つ。『屋嘉比工工四』に干瀬に居鳥節とあり、『琉歌百控』に干瀬節とある。子持節、散山節等とともに二揚唱曲として知られている。歌詞はほとんどが恋歌で、「執心鐘入」で女の心中描写に3回くり返し使われている。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)