避難壕 (ひなんごう)


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 沖縄戦で、住民が難を避けて身を隠した壕。主に自然壕。琉球石灰岩からなる地域には鍾乳洞など自然壕が多く、多くの生命を救った。糸満市伊敷の轟の壕、具志頭村のガラビ壕、玉城村の糸数壕等1000人規模の壕のほか大小無数にあった。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)