風土病 (ふうどびょう)


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 地方病。土地の気候や地質などが影響し、ある特定の地方にみられる病気。高温多湿の沖縄では、かつてマラリア、フィラリア、デング熱などの発症があった。現在は生活還境の向上、衛生思想の普及、防圧事業の成果によりなくなっている。しかし、糞線虫症など今なお種々の感染症等が認められる。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)