「豚の報い」 (ぶたのむくい)


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 人間の癒(いや)しをモチーフとした又吉栄喜(1947~)の小説。バーに突然豚が飛びこんでくる、という意表をついた発端から、ホステス3人と男1人の救済の旅が始まる。1995年11月号『文學界』に発表、第114回芥川賞受賞作。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)