牧志朝忠 (まきし・ちょうちゅう)

 1818~1862(尚コウ15~尚泰15.7.19) 王府の官僚。国学で学び、1839年には冊封謝恩使に随行して渡唐、北京官話を習得する。帰国後は安仁屋政輔に英語を学び、異国通事に任命される。44年の仏船来航、ペリー来航時にも活躍し、日帳主取まで昇進する。異例の昇進は薩摩藩が英語能力を評価していたことに起因する。島津斉彬の死後は疑獄事件で流刑・入牢される。その後、身柄は鹿児島へ移送されるが、航行中に入水自殺する。(コウはさんずいに景の右に頁)


『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)