間切 (まぎり)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 王府時代の行政区画。今日の市町村に当たる。古くは按司が直接支配したが、近世になると首里在住の王子・按司・親方が「按司地頭・総地頭」として領し、間切内の小村には脇地頭(親方、親雲上)が任じられた。地頭代を置いて管理させた。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)