マニラ麻栽培 (まにらあささいばい)


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 戦前、船舶用ロープとして重宝されたマニラ麻(バショウ科)の栽培に従事するため多くの県民がフィリピンのダバオに移民した。県人会も組織され1942年には約1万2000人を数えた。金武町、中城村、那覇市小禄からの移民が多かった。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)