八重山の古謡。役人の横暴によって理不尽にも家族とひき裂かれた人妻が、家に残してきた子供のことを思うと、食事も喉に通らないと、悲痛な叫びを猫に託して謡ったもの。哀調を帯びたミヤウ、ミヤウという囃子が人妻の哀れをいっそう誘う。
まやゆんた
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琉球新報社
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八重山の古謡。役人の横暴によって理不尽にも家族とひき裂かれた人妻が、家に残してきた子供のことを思うと、食事も喉に通らないと、悲痛な叫びを猫に託して謡ったもの。哀調を帯びたミヤウ、ミヤウという囃子が人妻の哀れをいっそう誘う。