【西原】沖縄県西原町翁長で1月28日、自生の巨大キクラゲが見つかった。発見したすき焼きの店「聚楽苑(じゅらくえん)」店主の中村淳子さん(70)は「うわっ。こんなに大きいのは初めて見た」と驚きの声を上げた。
キクラゲは、中村さんが店の敷地内の木を剪定(せんてい)していたときに見つけた。乾燥していたので、水に漬けると10倍ほどに膨れ、大人の手のひらを超えるほどの大きさになった。
店ではすき焼きにキクラゲを入れているが、普段は本部町から仕入れている。中村さんは「店で出すほどはないから友達と分け合いたい。歯応えがあるので、おからと炒めても、野菜チャンプルーにしてもおいしいはずよ」と笑顔で語った。