21日午後4時ごろ、太陽が月に隠れる「部分日食」が始まった。沖縄本島や石垣市などでは、欠けた太陽が観測できる。午後5時すぎにはピークを迎え、太陽が三日月のように。那覇市内では、肉眼で形を確認できないが、真夏の日差しが薄日をさしたようになっている。
今回の日食は、沖縄地方では天候次第で最大8割が欠ける様子が見られるという。ピークは午後5時過ぎで6時20分ごろまで観測できる。日食と夏至が重なるのは非常に珍しい。
太陽を直接見ると目を傷つける恐れがあり、観察には日食専用グラスなどが必要。【琉球新報電子版】