ビーグの香り小暑を染める 沖縄・うるまで収穫、畳表に


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 きょう7日は二十四節気の一つ、小暑。青空が広がった6日、沖縄県うるま市具志川で畳表などの原料となるビーグ(イグサ)の収穫が行われた。刈り取られたビーグは若草の爽やかな香りを漂わせていた。

 山内良勝さん(67)は、きょうだいらと5人で刈り取られたビーグを束ね、軽トラックの荷台に運んでいた。「収穫を手伝ってもらって助かる」と顔をほころばせた。

 沖縄気象台によると向こう1週間は、高気圧に覆われておおむね晴れるが、期間の前半は湿った空気の影響で曇りや雨の所がある見込み。