横断幕で「コロナ乗り切ろう」 うるまの青年会、住民のメッセージ紹介


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新型コロナウイルスの収束を願う横断幕を制作した赤野青年会=2日、うるま市の赤野公民館

 【うるま】沖縄県うるま市の赤野青年会がこのほど、新型コロナウイルス感染症の収束を願い、住民から寄せられたメッセージを貼り付けた横断幕を制作した。例年なら旧盆などの地域行事に向けエイサーを練習する時期だが、今年は行事が軒並み中止となったため地域を明るくしようと、多くの市民の目に触れる「新赤野橋」に横断幕を掲示することになった。

 青年会の田仲吟次会長が発案した。地域行事の中止が相次ぎ静かな夏が過ぎようとしていた中、何かできることはないか考え、横断幕制作を決めた。メッセージは青年会のほか、区内外の人にも書いてもらった。約200人がコロナ収束を願うメッセージを寄せた。

 青年会には16~25歳まで約25人が加入している。例年ならエイサーの練習する時間を使い、今年は横断幕を制作した。田仲会長は「赤野からみんなを元気づけたい。コロナを乗り切っていこう」と語った。