144センチの巨大ガーラにびっくり 次なる目標は沖縄県記録


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大きなロウニンアジを釣り上げた大城直也さん(右)=南大東村内

 【南大東】沖縄県南大東村旧東のサトウキビ農家大城直也さん(29)はこのほど、体長144センチ、重量46キロ余りのロウニンアジ(ガーラ)を同村の西港で釣り上げた。娘の愛望(あのん)ちゃん(5)と一緒に釣りをしていたが、愛望ちゃんは自分の身長より大きな魚にびっくりして顔がひきつっていたという。

 竿は尖閣100号、釣り針ガーラ30号、餌はムロアジを掛けて釣りを開始。10分後、グッグーッと当たりが来て「あまりデカくないな」と思った次の瞬間、竿が一気に海底に持っていかれたという。

 周囲の釣り人が気付き、竿立てを設置するなどサポートを受け、腕がパンパンになりながらリールを巻き上げ格闘。海面に上がってきた魚を見てその大きさに驚いた。

 大城さんは魚拓を取り、食すことなく知人に譲った。「一番好きな食べ物は肉だから」と笑う。

 次は日本釣振興会沖縄県支部公認のロウニンアジの県記録「55キロ超えを目指す」と満面の笑みで語った。
 (池田羊子通信員)