地域

祇園祭 生き生きと 佐喜眞美術館 田島さんが型染展

躍動感ある祗園祭を描いた型染や絵本の原画を展示した「型染と絵本原画展」と田島征彦さん =14日、宜野湾市上原の佐喜眞美術館

 京都の祗園祭を題材にした型染や、沖縄をテーマにした絵本を数多く制作している兵庫県在住の絵本作家、田島征彦(ゆきひこ)さん(80)の「型染と絵本原画展」が15日から宜野湾市の佐喜眞美術館で始まった。2021年1月11日まで。

 約1200年の歴史を持つ祗園祭は、疫病や戦乱に襲われた京都で行われ「疫病退散」などの祈りが込められている。

 田島さんは大学在学中から祗園祭を取材。3年をかけて初めての絵本「祗園祭」(1976年)を制作した。同絵本は第6回世界絵本原画展金牌賞を受賞している。

 展覧会では、みこしの引き手など祭りを支える人々を生き生きと描いた型染や、絵本「祗園祭」、東村高江の米軍ヘリ離着陸帯建設が題材の絵本「やんばるの少年」の原画を展示した。

 田島さんは「さまざまな時代の行列を同じ画面に表現した作品もある」と説明した。

 佐喜眞道夫館長は「疫病払いの願いも込められた祗園祭の絵巻で、コロナ禍を吹き飛ばすエネルギーを感じてほしい」と来場を呼び掛けた。

 入館料は大人800円、大学生・70歳以上700円、中高校生600円、小学生以下300円。火曜休館。問い合わせは同美術館(電話)098(893)5737。



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