看護の道へ、ナースキャップに決意込め 沖縄看護専門学校で戴帽式


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ナースキャップをかぶり、看護の道へと歩む決意を新たにする戴帽生=6日、与那原町板良敷の沖縄看護専門学校

 【与那原】沖縄看護専門学校(金城美智子校長)の第28回戴帽式が6日、与那原町板良敷の同校であった。看護の基礎的知識や技術、倫理などを学んだ戴帽生86人が看護の道へと歩む決意を新たにした。

 参加した戴帽生は目を潤ませながら恩師からナースキャップを受け取り、ローソクに火をともしながら、看護師としての道をスタートさせた。

 式では毎年、戴帽生による「誓いの言葉」と歌が披露されるが、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、「誓いの言葉」は事前に録音した声を流し、歌は音楽に乗せて全員手話で歌った。戴帽生の幸地久美さん(34)は「将来的には在宅介護の看護師を目指している。人に寄り添い、患者や家族に信頼される看護師になりたい」と決意を述べた。