新聞紙でエコバッグ作り 子どもたちと色鮮やかな紅型柄を作る 中城・津覇小学校


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
比嘉るり子さん(後列右端)の指導の下、新聞紙でエコバッグを作った参加者ら=13日、中城村立津覇小学校

 【中城】中城村教育委員会が村立津覇小学校で開く「放課後子ども教室」で13日、新聞紙を使ったエコバッグ作りの講習があった。村南上原などを担当する琉球新報販売店の比嘉るり子さん(57)が講師を務め、同小児童や教室ボランティアがカラフルな紙面を活用してバッグを作った。

 新聞は首里城焼失から1年となった昨年10月31日の本紙のラッピング紙面を使用した。色鮮やかな紅型のデザインが印刷されており、比嘉さんは実際に作って新報読者の仲座包(かね)子さん(80)=村南上原=に贈呈。仲座さんが気に入り、ボランティアを務める同教室で講習を開くことになった。

 参加者は新聞を何度も折り、でんぷんのりで接着させてバッグを完成させた。同小3年の呉屋葵碧(あおい)さん(8)は「のりを塗って付けるのが楽しい。お母さんにあげたい」と述べた。バッグ内側に村の成人式の記事を貼り付けた、同3年の呉屋佑香さん(9)は「面白かった。新成人の兄にプレゼントしたい」と話した。