沖縄の首長5人「推し球団」でバトル! セ・リーグ優勝は「我がキャンプ地のチーム」 動画配信へ


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今年のセ・リーグ優勝チームの予想対談に参加する(後列左から)渡久地政志北谷町長、當眞淳宜野座村長、(前列左から)松川正則宜野湾市長、松本哲治浦添市長、城間幹子那覇市長=6日、浦添市内

 【浦添】プロ野球春季キャンプ地の宜野座村、北谷町、宜野湾市、浦添市、那覇市の5市町村長が6日、浦添市内に集まり、今季セ・リーグの優勝予想対談を開いた。シーズン開幕を盛り上げる目的で松本哲治浦添市長が企画した。

 松本市長は昨季優勝の「東京ヤクルトスワローズ」と自信ありげに予想した。「連覇は確実だ。戦力ダウンはほとんどないし、他のチームには申し訳ないが今年もヤクルトの2連覇を楽しんでもらう」と、余裕の表情を見せた。

 城間幹子那覇市長は「やっぱり読売ジャイアンツ」と断言する。「原辰徳監督の、今年の覚悟の言葉は『不屈』だ。日本一になって国際通りをパレードしてほしい」と話し「ヤクルトなんか、飲み干しましょう」をライバル心をあらわにした。

 當眞淳宜野座村長は「阪神タイガース」と予想した。昨季はヤクルトとわずか勝率5厘差で2位だった。ヤクルトより勝ち数が多く引き分けが少なかったことから「阪神は勝ちにこだわって中途半端なゲームをしない。監督は今年で終わりだと選手に宣言している。覚悟が違う」と闘争心をむき出しにした。

 渡久地政志北谷町長は「中日ドラゴンズ」と予測。「投手陣がしっかり抑えて堅実な野球をする。加えて新人選手がだいぶ良くなっている。負けたくない」と力を込めた。

 松川正則宜野湾市長は「横浜DeNAベイスターズ」と予想。昨年は最下位だったが「去年はけが人もいて、大変厳しい状況だったが反撃する。今年は走塁に力を入れて1点をしっかり取りにいく」と話した。

 対談の様子は今月中にも開設する松本市長のYouTubeチャンネル「松本哲治の俺にも言わせろ!」で公開する。
 (中村優希)