沖縄県那覇市の波の上ビーチ(若狭側)で3日、海開きが開かれた。安全祈願祭や子どもたちのエイサー演舞、テープカットなどがあった。小雨が降り肌寒い中、子どもたちは歓声を上げて海に入り、海水浴を満喫した。
海開きのセレモニーでは、まん延防止等重点措置が適用されていないなどの理由で、3年ぶりに子どもたちによるエイサーが披露された。主催したナハ・シー・パラダイス共同企業体の白石武博代表理事は「子どもたちが笑顔で海を楽しんでもらえるように安全第一で運営していきたい」とあいさつした。
母親の友利亜希子さん=那覇市=(42)と一緒にビーチに来たこはるさん(7)は「ちょっと寒かったけど、楽しかった」と笑みを浮かべた。
埼玉県から観光で訪れたという安高奈波美さん(30)と結愛さん(7)、妹の萌那ちゃん(5)。結愛さんは「冷たいけど泳いでいて気持ち良かった。妹と一緒に遊べて楽しい」と笑顔で語った。
波の上ビーチの遊泳期間は10月31日まで。
(狩俣悠喜)