【沖縄】コザ商店街連合会(仲程誠会長)が沖縄市をホームタウンとする琉球ゴールデンキングスとコラボして制作した浴衣が3月から発売されている。浴衣姿で気軽に楽しく試合を観戦し、一方でキングス応援商店街として活性化につなげる期待を込めている。
浴衣は男女用ともキングスのチームカラーの一つであるさわやかなネービーブルーで、ロゴとマスコットのゴーディー、英語のチーム名をあしらい“商店街ブランド”として販売する。
県内一の規模を誇る多目的施設「沖縄アリーナ」の完成を機にキングスを運営する沖縄バスケットボールが昨年3月、商店街にユニホーム約80枚を提供。商店主らはホーム戦の当日、ユニホームを着用して接客、選手紹介の大型ののぼりを掲げるなどしてキングスを応援している。
浴衣のアイデアは、同連合会の親川雅矢事務局長=おやかわ呉服店3代目=がキングスの試合を観戦した際、「浴衣を着た光景を見た。これもありだな」と思ったのがきっかけという。「浴衣観戦デーができれば最高」とキングスの盛り上げと商店街への誘客の相乗効果を願う。
キングス側の理解を得て試行錯誤の末、出来上がった新商品。情報を聞き付けたファンから問い合わせもあり、2月から予約を受けている。キングスファンの「58クラブ」に合わせて58枚限定価格で1着3万8千円(税込み)。通常販売価格は4万8千円(同)。沖縄アリーナでは展示のみでアリーナショップでの販売はない。販売場所は一番街のおやかわ呉服店。問い合わせは(電話)098(937)3018。
(岸本健通信員)