若き担い手が伝統芸能34演目を披露 きょうまで若衆芸術祭


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琉球古典音楽斉唱を披露する琉球古典音楽野村流音楽協会の児童・生徒ら=29日、那覇市の琉球新報ホール

 琉球芸能の次世代育成を目指す第6回おきなわ伝統芸能「若衆芸術祭」(琉球新報社、沖縄芸能連盟主催)が29日、那覇市の琉球新報ホールで始まった。30日まで。舞踊、三線、箏曲、太鼓、笛、胡弓の6部門に、2日間で小中学生130人が出演する。初日は18人の選考委員が見守る中、未来の伝統芸能の担い手が34演目を披露した。

 協賛は沖縄海邦銀行、沖縄美ら島財団、久保田照子チャームスクール、大光鉱山、トータルケア結、本願寺派城徳寺、琉球芸能奉納団。

 2日間で成績上位12組を選び、優秀者に県知事賞と県教育長賞、琉球新報賞などを授与する。30日は午後2時開演。入場料は2500円。
 (藤村謙吾)