【糸満】日本警察犬協会主催の第6回全日本臭気選別競技大会で優勝した、シオン警察犬訓練所(糸満市阿波根)の山内昌靖所長とジャーマンシェパードのハインツ・フォン・ヨコハマシゲリは4月27日、糸満市役所に當銘真栄市長を訪ね、「あと2回ぐらいは日本一を取りたい」と意気込みを語った。
大会には全国から約150頭が出場した。人のにおいを付けた布を嗅がせて記憶させ、5枚の布の中から探し当てる臭気選別の競技で競った。
ハインツは3歳で、今後は県警の要請を受け、捜索活動に協力する。山内所長は「人間もいろいろな経験を経て充実するのが40~70代。犬も4~7歳が一番充実する。これからが楽しみだ」と話した。
(比嘉璃子)