【うるま】第118回春の全島闘牛大会(主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)が14日、うるま市石川多目的ドームで開催された。会場は満員となり、観客らの熱気で満ちあふれた。体重別のタイトル戦など選抜された猛牛同士の試合が組まれた。
事実上の日本一決定戦として注目を集めた重量級のタイトルマッチは、沖縄の最強牛・闘勢琥珀が11分48秒で徳之島の元全島王者・牛若赤丸ぎのわん號を退け4度目の防衛を成し遂げた。中量級は黒獣王が11分56秒で勢頭カキヤーを下し、新たな王座に就いた。軽量級は常勝会テスリ華梨が35分11秒の長期戦の末に、ちょこっとパンダ☆角金に勝利、初の防衛を果たした。
(古川峻)