黄金の小麦、収穫体験 2保育園の42人 中城


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小麦を収穫する園児=15日、中城村北上原

 【中城】農業生産法人ぱるず(諸喜田徹社長)は15日、中城村北上原の農園に近隣の2保育園から園児42人を招いて小麦収穫体験を行った。園児らは自分の背丈と同じくらいの小麦をはさみで切り、収穫した。

 赤道あおぞら保育園と輝福祉会ゆうわ保育園の園児が参加した。諸喜田社長から小麦に関する簡単な説明を受けた後、収穫に取り掛かった。
 赤道あおぞら保育園の比嘉創ちゃん(5)は「小麦を使った料理ではラーメンが好き。収穫するのは難しくなかった」と胸を張った。ゆうわ保育園の安次富琉愛ちゃん(5)は「初めての収穫だったけど、楽しかった。食べ物を大切にしようと思った」と話した。
 諸喜田社長は「食育の一環として実施した。園児たちに、自分が食べている小麦がどのように育っているのか知ってもらい、食べ物を大切にする心を育んでほしい」と語った。