沖縄県少林寺流空手道連盟(竹田忠男会長)は15日、那覇市若狭の波の上ビーチで恒例の寒稽古を行った。糸満市と豊見城市の教室に所属する子ども7人が参加し、海に入って元気よく突きや蹴りを繰り出した。
同連盟の寒稽古は今回で43回目。子どもたちは寒さを吹き飛ばすかのように「オス」と力強く掛け声を発して形を披露。最後は海に入り、勢いよく拳を突き出し、海水を蹴り上げた。
海中稽古を行った正午ごろの気温は17・2度で陽光が差し込み、終了後に海で遊ぶ元気な子どももいた。竹田会長は「寒稽古は毎年大寒の前に、子どもたちの1年の健康を祈って行っている」と説明した。