熊本に吹く「琉球の風」 2000人、音楽に酔う


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フィナーレは宮沢和史さん(中央)の歌三線と共に出演者全員で「島唄」を熱唱し盛り上げた「琉球の風2017」=24日、熊本市のフードパル熊本

 【熊本市で金城実倫】民謡歌手の知名定男さんがプロデュースする「琉球の風~島から島へ~2017」(琉球の風2017実行委員会主催)が24日、熊本市のフードパル熊本で開かれた。「琉球の風」は2008年、知名さんの友人で熊本の居酒屋店主だった故・東濱弘憲さんらによって始めたのがきっかけ。

 知名さんや宇崎竜童さん、宮沢和史さん、新良幸人さん、下地イサムさん、かりゆし58に加えて初出場のMONGOL800の上江洌清作さんや、HYの新里英之さん、仲宗根泉さんらも駆け付けた。

 会場には約2千人(主催者発表)の観客が訪れ、アーティストの奏でる沖縄音楽に酔いしれた。知名さんと宮沢さんは、知名さんのデビュー曲「スーキカンナー」を披露した。フィナーレでは、出演者全員で「島唄」などを歌った後「豊年音頭」でカチャーシーを踊り、会場を沸かせた。