【浦添】浦添市の経塚ゆいまーるセンター通りで9日、第13回イルミネーション点灯式が開かれた。地域の子どもたちが歌や踊りなどを披露した後、約400メートルの通りが色鮮やかなイルミネーションで輝いた。地域住民らが約1カ月かけて準備したイルミネーションに、訪れた人たちから「きれい!」と歓声が上がった。25日のクリスマスまで通りを鮮やかに彩る。
イルミネーションは、「地域の子どもたちに夢と感動を」を合言葉にスタートした。地域住民で実行委員会を結成し、約2週間かけて通りの木々を剪定(せんてい)した後、飾り付けを行った。
点灯式で照屋栄自治会長(62)は「毎年、見に来る人が増え、今では経塚地域だけでなく市内外から多くの人が訪れる大きなイベントになった。いつまでも継続できるよう協力お願いします」とあいさつした。
点灯式では、てだこ保育園の5歳児による歌と踊り、経塚児童センターの空手クラブと太鼓クラブの発表、沢岻小学校金管バンド部の演奏などが披露され、式を盛り上げた。
近所に住む平良洋子さん(47)は「疲れて帰ってきてもイルミネーションを見ると、心が和む。防犯にもつながり地域も活性化している。安心して子育てできる地域だと思う」と笑顔で話した。
イルミネーションの点灯時間は、平日が午後6時30分~9時、土・日・祝日は午後6時~9時30分。