平和の祈り光に込め 糸満観光農園など 来月3日まで


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平和への祈りが込められたいとまんピースフルイルミネーション=16日、糸満市観光農園

 【糸満】平和への祈りをイルミネーションに託して世界に発信する第19回いとまんピースフルイルミネーション(「平和の光」事業実行委員会主催)の点灯が16日、沖縄県の糸満市観光農園で始まった。1月3日まで。点灯式には平和ガイド育成事業研修生や子どもたちが参加し、平和への願いを込めた。

 平和の尊さを伝えながら、地域や世代を超えた交流の場をつくり、冬の沖縄観光の発展につなげようと始まった取り組み。道の駅いとまんでのイルミネーションと、県平和祈念公園の「平和の光の柱」も同時開催で実施する。

 実行委員長の上原昭糸満市長は「事業を通して平和を希求する私たちの願いが世界へ届くことを祈っている」とあいさつした。

 使用されている電球は約40万個で、空から降り注ぐ星やクリスマスツリー、さまざまな色に彩られたアーケードなどがある。キッズビレッジ社によるトランポリンや乗り物も楽しめるほか、県内アーティストらによるステージもある。

 点灯時間は午後6時から10時まで。25日と31日は花火もある。高校生以上500円(前売り300円)。中学生以下入場無料。