【読谷】手作りランタン52作品の中から最優秀を選ぶ「ランタンオブジェコンテスト」の表彰式が1月27日、沖縄県読谷村の体験王国むら咲むらで開かれた。コンテストは、むら咲むらで開催中の「よみたん夜あかりプロジェクト~琉球ランタンフェスティバル」(主催・読谷村地域活性化連携体、共催・琉球新報社)の一環。来場者の投票で金・銀・銅賞が選ばれ、金賞に読谷村の植田悠介さん(40)の作品「夕暮れの読谷」が選ばれた。
作り手の思いをランタンで表現する同コンテストは、今年3回目を迎え、昨年より出品者が15増えた。今年から来場者による投票を始め、投票総数は1万3537票だった。金・銀・銅賞のほか、村内の15事業者が選ぶ各賞も設けられ、ホテル宿泊券や琉球ガラスなど豪華景品が入賞者に贈呈された。
金賞を受賞した植田さんの作品「夕暮れの読谷」は、村内の海岸から見える夕暮れ時の風景をランタンで表現した。夕暮れの色鮮やかなグラデーションに工夫をこらし、さまざまな風景が見られるように多角形の型を採用した。
植田さんは「私の子どもが好きな海をモチーフに描いた。来年以降も、ランタンフェスをみんなで盛り上げたい」と次回の出品に意欲をのぞかせた。
銀賞には三上美玲さんの「よみたん夜の守り神」、銅賞には嘉数真希さんの「はらペコ あおむし」が選ばれた。出品作品は2月25日まで体験王国むら咲むらで見ることができる。