第31回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントの前夜祭が27日、沖縄県那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれた。100人を超える出場選手や28日のプロアマ大会に出場する県内外の財界関係者ら約700人が集まり、今季の女子ツアーの幕開けを祝った。
米ツアーの合間をぬって20回目のダイキンに出場する上原彩子は「節目としてしっかり結果を出していきたい」と壇上インタビューで決意を述べた。
大会出場を懸けたアマチュア大会で、同大会史上最少ストロークの136で制した新城莉李亜(宜野座高2年)は「距離感より正確性を意識し、大きな舞台で自分らしいプレーをしたい」と意欲を語った。
主催するダイキン工業の井上礼之取締役会長は「沖縄と本土の懸け橋として少しでも地域社会に貢献し、大会を引き続き開催していきたい」とあいさつ。琉球放送の小禄邦男取締役最高顧問は「(県外から訪れた財界関係者は)文化の華が開く沖縄を満喫してほしい。出場選手は勝負を懸けて頑張ってほしい」と激励した。翁長雄志知事は「選手は持てる力を発揮してほしい」と乾杯の音頭を取った。