社会

県人会、安否確認急ぐ 西日本豪雨

 西日本の広い範囲に甚大な被害をもたらした記録的豪雨。今後も被害が拡大する恐れがあることに、県人らは不安を募らせている。最多の犠牲者を出した広島県で沖縄県人会事務局長を務める森根準さん(44)=広島市安佐南区=は「とにかく情報が入ってこない。一刻も早く約250人の会員全員の安否を確認しないと」と、不安と焦りをにじませる。


 京都府北部では3日以上大雨が降り続ける「異常気象」で、河川やダムが増水・氾濫した。京都県人会北部支部長の名嘉法琉さん(59)=南丹市日吉町=は「8日開催予定だった沖縄フェスタが中止となり残念だが、皆無事で良かった」と安堵(あんど)した。

 愛媛県に出張中の広島大研究員の嘉陽礼文さん(40)=浦添市出身=は大雨被害を受けて、急きょ松山港からフェリーで広島へ戻ることを決めた。松山港周辺でもトンネルが土砂崩れになって復旧のめどが立っていない状況だという。

 嘉陽さんは「広島で局所的な大雨による土砂崩れがあったとき以来の強い雨に感じた。地盤が弱い場所や、自宅がどうなっているか心配だ」と語った。