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親子二代で女王に 南風原・かすりの女王に玉城さんら 琉球絣の発信担う

(左から)ミスブーゲンビレアの宮城奈実さん、ミスあいぞめの玉城舞歩さん、ミセスブーゲンビレアの具志堅萌子さん、ミセスあいぞめの諸見里紗織さん=3日、南風原町立中央公民館黄金ホール

 【南風原】琉球絣(かすり)の産地・沖縄県南風原町で3日、第32回琉球かすりの女王コンテストが町立中央公民館黄金ホールで開かれた。6人が出場し、ミスあいぞめに玉城舞歩さん(19)、ミスブーゲンビレアに宮城奈実さん(25)、ミセスあいぞめに諸見里紗織さん(32)、ミセスブーゲンビレアに具志堅萌子さん(34)が選ばれた。


 コンテストでは、出場者自らが選んだ琉球絣の着物に身を包み自己PRした。

 ミスあいぞめの玉城さんは、前ミセスあいぞめの母・智子さんに背中を押されコンテストに挑戦した。「選んだ着物も、母が選んだ着物と同じで驚いた」と親子ならではのエピソードを紹介。「かすりの女王としていろんな人の話を聞いて人生の糧にしたい」と語った。

 宮城さんは「人の温かさや豊かな農作物など、南風原に誇りを持っている」と、古里への思いを語った。ミスに選出されて「うれしい」と笑顔を見せた。

 京都府出身の諸見里さんは、結婚を機に南風原に移り住んだ。父親が織物に携わり自身の名前も織物にちなんで付けられたことから「南風原に嫁ぐべくして嫁いだ」と話した。「県外出身だがほかの人に負けないよう頑張りたい」と語った。

 具志堅さんは、南風原町のキャラクター「はえるん」の応援ソングの歌詞とメロディーを作った経験があり、自己PRでは歌を披露。「琉球絣について勉強し、多くの人に知ってもらえるよう頑張りたい」と話した。

 審査員からは「出場者全員が南風原への思いがあり、スピーチも素晴らしかった」との言葉もあった。

 4人は今後2年間、琉球絣の魅力を町内外に発信する活動に取り組む。