【本部】沖縄県本部町備瀬の玉城徳雄さん(80)宅に犬と猫の“親子”が飼われている。
8歳の犬のアローはダックスフントの雌で黒色。10月上旬、玉城さんの自宅で猫が4匹生まれた。そのうちの1匹、白い子猫がアローと仲良くなり、アローが優しく母乳で育てたという。
アローは子猫の体をなめるなどしてかわいがり、子猫はアローの背中で遊んでいる。今では一緒に仲良く眠るという。
親戚の新里友勝さん(72)は「犬が妊娠もしないのに母乳が出たのが不思議だ。犬が猫を自らの子どもみたいに育てている」と感心していた。
(上間宏通信員)