【読谷】手作りランタン40作品の中から最優秀を選ぶ「ランタンオブジェコンテスト」の表彰式が19日、沖縄県読谷村の体験王国むら咲むらで開かれた。コンテストは、むら咲むらで開催中の「よみたん夜あかりプロジェクト・琉球ランタンフェスティバル」(主催・読谷村地域活性化連携体、共催・琉球新報社)の一環。来場者の投票で金銀銅賞が選ばれ、金賞には三上美玲ちゃん(1)=読谷村=の作品「鳳ネコバス」が選ばれた。
金賞を受賞した「鳳ネコバス」は、美玲ちゃんの家族4人で製作した。祖父の三上征政さん(66)は「孫の美玲が中に入って遊べる大きさのランタンを作った。来場した子どもたちも中で遊んでほしい」と語った。
銀賞には植田悠介さん(41)の「ジンベイザメが泳ぐ海」が、銅賞には島袋家の「願うユニコーン」がそれぞれ受賞した。
作り手の思いをランタンで表現する同コンテストは、今年で4回目。来場者による投票総数は1万1052票となった。金銀銅賞のほか、村内外の12事業者が選ぶ各賞も設けられ、ホテル宿泊券や琉球ガラスなどが贈呈された。
受賞作品は3月3日まで体験王国むら咲むらで見られる。