沖縄本島地方は20日、活発な梅雨前線の影響で、中北部を中心に各地で24時間雨量が100ミリを超える大雨が降った。沖縄気象台によると、午後6時までの24時間雨量は粟国村で233・5ミリ、国頭村奥で197ミリを記録。今後も土砂災害に厳重に警戒するよう呼び掛けている。
気象台によると、この日は本島北部付近で梅雨前線が停滞。南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気が非常に不安定になった。
名護市でも午後6時までに124・5ミリの雨を観測。同市宇茂佐では道路が冠水した。21日も午前中までは大雨に注意が必要という。