沖縄の商店街で浴衣のファッションショー 30年ぶりに復活 きょう七夕


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商店街内のランウェイを歩くコンテスト出場者ら=6日、沖縄市中央の一番街商店街

 【沖縄】7日は七夕。二十四節気の「小暑」に当たり、本格的な夏へ向かう時期を迎える。沖縄市の一番街商店街では、かつて夏の一大イベントだった「浴衣コンテスト」が約30年ぶりに復活し、「第1回コザ街浴衣コンテスト」として6日、同商店街で開催された。色とりどりの浴衣をまとった出場者がランウェイを歩いた。

 「第44回一番街七夕まつり」のイベントの一つとして、商店街の若手経営者らが企画した。発起人のおやかわ呉服店3代目・親川雅矢さん(30)は「季節ごとにイベントを開催し、昔の活気を取り戻したい」と意気込む。

 24歳から商店街で洋装店を営む荻堂安子さん(84)は「久々にわくわくした」と目を輝かせた。「あの時のように華やかになるよう続けてほしい」と商店街の活性化に願いを込めた。