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フランス沖縄県人会(大城洋子会長)の新年会が15日、パリ市内で開かれた。今年10月に「世界のウチナーンチュ大会」があることから、県人会としての取り組み、また、県人会としての定期的な活動として、パリで沖縄関係のビデオ上映会を実施していくことも報告された。新年会には約30人が参加。手作り料理やデザート、ワインなどを持ち寄り、会員同士の久しぶりの交流に話が弾んだ。
県人会は、ウチナーンチュ大会では、パリで活躍、あるいは勉強をしている音楽関係者、学生のコンサート、画家の作品発表を行うことを計画している。今後、実行委員会を発足させて、内容を詰めていく予定だ。その場で実行委員会のメンバーも募った。ビデオ上映は、県人はもちろん、沖縄に関心のある在仏日本人、フランス人を対象に、パリ市内で3月ごろから始める予定。ビデオは沖縄県による民間大使への助成金で購入される。沖縄を舞台にした映画や、沖縄の地元放送局が制作した戦後の沖縄の歩みなどをそろえることにしており、硬軟取り混ぜて、「沖縄」をPRする。
今年の新年会には、パリ市内で活躍するかりゆし三線サークルのメンバーも参加、会員らも飛び入りの琉舞やカチャーシーを披露し、例年にない盛り上がりを見せた。
(又吉喜美枝通信員)