【アルゼンチン】県人の活躍で懇談 連合会、県議団一行を歓迎


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アルゼンチンでの歓迎会に出席した、沖縄県人ペルー移住100周年記念慶祝団参加の県議=沖縄県人会館

 沖縄県人ペルー移住100周年記念式典に慶祝団として参加する途中、アルゼンチンに立ち寄った沖縄県議団一行の歓迎会が23日、沖縄県人連合会主催で会館本会場で開催された。
 一行は新垣哲司県議を団長に、当銘勝雄副団長、上原章幹事、浦崎唯昭議員、伊波常洋議員、狩俣信子議員、平良長政議員、内間清6議員、仲田弘毅議員と同行の県職員ら計12人。前日の22日、ブラジル経由でアルゼンチンに到着した。23日は県人の経営する事業所などを視察したあと、夜から歓迎会が行われた。

 米須清文沖県連会長は、「沖縄で県民を代表して常に政治に携わり、県民の生活を守っていただいている県議の皆さんに、最大の敬意を払いたい」とあいさつした。
 これに応え、新垣団長は「私たちのために、こうして歓迎会を催していただき、感謝申し上げたい」と述べた後、駐在の永井愼也日本大使を表敬訪問した際、大使から「沖縄県人は働き者で誠実の上、アルゼンチン人から最大の信用を得ている、ということを聞かされて、大変喜んでいる」とあいさつした。
 続いて各議員の自己紹介となったが、そこで異口同音に、永井大使から県人が褒められたことをわが事のように喜んだ内容が語られた。このあとは、玉城昌一・元沖県連会長が乾杯の音頭をとって食事に移った。アルゼンチン自慢のアサード(焼き肉)に沖縄県人醸造のワインが供された。このワインはWUB会員が株主になって作った共進貿易株式会社(屋宜宣太郎社長)のもので、県議らが味を楽しんでいた。
(新垣善太郎通信員)